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日本大学松戸歯学部
歯周治療学講座

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千葉県松戸市栄町西2-870-1

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本講座の取り組み

臨床

 日本大学松戸歯学部付属新病院2階に歯周科として歯科ユニット16台を有する(歯周オペユニット2台を含む)。歯周治療全般(歯周基本治療,歯周外科治療,再生療法,インプラント,歯周補綴,SPT,メインテナンス)を行い,先進医療としては「歯周外科治療におけるバイオ・リジェネレーション法」を有する。科学的根拠のある歯周病の診断,治療を目指して日々診療に当たっている。

教育

 卒前教育として,3年次前期に保存学基礎の中で4回,3年次後期に歯周治療学1として半期15回,4年次前期に歯周治療学2として半期15回,歯周治療学実習として半期15回の授業を受け持つ。5年次前期4〜6月には,臨床実習前のポリクリを実施する。さらに,5年次前期7月から6年次前期6月までの約1年間の臨床実習,国家試験前の総合講義等の授業を受け持つ。

研究

 骨は常に形成と吸収をバランスよく繰り返し,その機能と構造を保っている。骨シアロタンパク質(Bone Sialoprotein; BSP)は石灰化結合組織特異的に石灰化初期に発現し,アパタイト結晶の形成能を持つことから,初期の石灰化部位で重要な機能を果たすと考えられている。
 歯周治療学講座では,骨芽細胞のマーカーとして骨シアロタンパク質(BSP)を使用し,BSPの発現と転写因子の関係に注目して歯周組織再生を制御する転写因子とBSPの発現調節機構との関係を明らかにすることを目的として研究を進めている。
 骨折や歯周外科治療後の骨では,創傷治癒に関与する様々な遺伝子の発現,細胞増殖および骨創傷部位への細胞の集合が生じる。その後,成長因子(血小板由来成長因子;PDGF,塩基性線維芽細胞成長因子;FGF2,トランスフォーミング成長因子;TGF-β等),サイトカインおよびプロスタグランジン(PG)が合成分泌され,骨の再生を促進する。PG合成酵素(シクロオキシゲナーゼ;COX)は2種類存在し,COX1は常時発現し,生体の恒常性の維持に関与する。一方,COX2はストレス反応性で,炎症時に強く発現して,炎症部位に高濃度のPGE2を産生する。COX2欠損マウスは,成長期における骨形成は正常だが,骨折治癒および骨再生が遅延する。さらに骨関連転写因子(Runx2およびOsterix)の発現が減少している。このことから,PGE2は骨再生に重要な因子であると考えられる。
 PGE2によるBSP の転写調節は,BSP遺伝子プロモーター中のFGF2応答配列(FRE)およびcAMP応答配列(CRE)を介することを我々は報告したが,転写調節に関与する転写因子は未同定である。このPGE2によるBSP の転写調節機構に対する,Runx2,Osterixおよび他の転写因子の関与を細胞培養系を用いて現在検索を行っている。最近,骨に転移する乳ガン,前立腺ガン細胞等でBSPが発現し,ガン病巣での異所性石灰化および骨転移に関与することが判明した。以上の様な多機能なBSPをターゲットとし,様々な方面から研究を進めている。

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